お知らせ 2022/12/25

なぜ八ヶ岳にグランピングテーマパークを新たにつくることにしたのか。BUB代表 一戸

BUB RESORT代表の一戸(いちのへ)です。
このたびBUB RESORTの2拠点目となる、BUB RESORT Yatsugatakeを、山梨県北杜市清里の地に、来年の春 2023年4月22日にOPENいたします。

八ヶ岳の地域の自然と文化を感じる大自然の泊まれるテーマパークです。ここでしかできない体験とともに、リゾートならではの休息の時間で、皆様の絆を深めるご滞在にできるように、春に向けて準備しております。

この記事では、BUB RESORTがなぜ八ヶ岳という地に、そんな新しいグランピングパークをつくることに決めたのか、これまでの過程とあわせてお話させていただければと思います。

BUBが提供したいもの

BUB RESORTは、2019年4月に「世界を体験で埋め尽くす」というMISSIONを形にする新しい体験リゾートとして、千葉県長生村でスタートしました。ここでは、さまざまな地域の素晴らしい体験を施設内で五感をつかっておこなうことができます。

この体験リゾート設立の背景には、わたしが学生時代に世界25ヵ国を旅していたときに出会った人や文化との現体験があります。世界を旅する中で出会った1つひとつの体験がわたしの価値観と人生を大きく変えてくれました。

しかし現在、社会や学校では、規範や社会性が問われ「自己を律する力」ばかりが重要視されることも少なくありません。価値観や人生を変えるきっかけになるような体験は、普段の生活の中では出会うことも難しい世の中だと感じています。

そんな中、子供からお年寄りまで、自分らしさを思いっきり爆発させるような体験や、人と人とがより深く繋がっていく体験ができる場所をつくりたい、そう願って生まれたのがこのBUB RESORTというグランピングテーマパークです。

コロナを経て感じる「子供のうちにしかできない、親子の体験」

そんな体験を大切にしてきたBUB RESORTは現在、ファミリーの方々の利用がとくに多くなっています。親子にとっての、はじめてのアクティビティ体験を日本で最も届けることのできるグランピングテーマパークとして知ってもらえるようになりました。
それをBUBが成し得ている理由が、「親子を繋ぐおにいさん、おねえさん」と言えるBUBクルーの存在です。

これまでのキャンプ/グランピング施設やホテルなどの宿泊施設では、用具や遊具をそこに置いているだけ、アクティビティのカリキュラムを運用するだけというところが多くありました。
しかし、ただ場所や備品を提供しただけでは、ほとんどの人は「はじめての体験」はどうしても怖く、挑戦することができません。それが子どもの場合は、なおさらです。
「ちょっと怖いけどチャレンジしてみよう」そう思えるには、寄り添って、背中をおしてくれる誰かの存在が必要なのだと考えています。

BUB RESORTが千葉でOPENしてすぐ、新型コロナウイルス感染症が蔓延し、人々の価値観や行動様式が変化しました。社会が大きく変容している中で、行動の制限されることが増えた期間です。
この3年間、コロナによって、「外で遊びたくても遊べない」という親子の声をよく聞いていました。
そんな親子に、「いまだからできる、親子の体験」を提供してあげたいと思っております。
はじめてのアクティビティ体験を、手を引いてガイドしてくれるおにいさん、おねえさんがBUBではすべての時間、全てのアクティビティで待っています。親子のかけがえのない思い出を一緒につくらせていただきたいと思っています。

八ヶ岳南嶺の清里(山梨県北杜市)を選んだ理由

この場所を選んだのはまさに、「BUBが届けたい体験に最適の場所」だからです。

八ヶ岳南麓に広がる山梨県最北端の北杜市は、都心から約2時間という好アクセスでありながら、自然が美しく、他にはないエリアであり、日本の素晴らしさを感じられる、世界に発信していきたい素晴らしい地域です。

赤岳を主峰として、八つの山が集まって八ヶ岳と呼ばれているのは知っている方も多いと思いますが、縄文時代からこの場所の文化としての歴史が始まり、八ヶ岳山麓の縄文遺跡は、その数が多く、東日本の縄文人の大半がこの山麓に住んでいたと聞きました。

また、市内で3カ所が名水百選に選定される日本一の名水の里であり、様々な花が咲き誇る高山植物の宝庫。国立天文台野辺山宇宙電波観測所に代表される満天の星を眺めることができる星の聖地であることなど、自然の魅力を挙げればきりがないエリアです。

この地域で、自然を通した体験から「人生をかえるようなきっかけ」が生まれる可能性を感じるとともに、地域の方々に会い、関わるたびに、みなさんが一様に誇りを持って生活をしていることに感銘を受けました。
縄文時代には中心地として栄え、現在は自然を愛する多くの人が生活するこの場所は、古くから地域の人の豊かさによって、文化レベルが高く、最高の文化体験の場であり、子供には最適な学びの場所です。

この度、東京都日野市が建設し、「大成荘」として、日野市民の自然の学び舎として愛された歴史ある建物にご縁があり、自然・環境教育のための地域として指定されている清里の学校寮地区で、民間施設としては初の施設をオープンすることになりました。
かつて高原の原宿と呼ばれた清里で、「人」の力でサステナブルな地域づくりに貢献したいと思います。

BUB RESORT Yatsugatakeのこだわり

八ヶ岳のBUB RESORTが、一般的な宿泊施設と大きく異なるのは、大人も子供もクルーとともに本気で遊び尽くすということです。それぞれのお部屋は自然を感じられるゆっくりとできるスペースになっていますが、そこに帰れるのは夜寝るときだけ。

大人のチェックインとあわせて、子供も楽しく来場の手続きを大人にまじって行う「子供チェックイン」で始まり、宿泊者が一堂に会して、オープニングセレモニーによってスタートします。

アクティビティは自社で開発から提供までを行い、毎日20種類のアクティビティが時間割制でおこなわれ、宿泊者は自由に参加可能。
毎月、シーズンに合わせて時間割やアクティビティも変わるため、ゲストが毎月きても違うきっかけ体験を得られるという点も大切にしています。

滞在中のすべての時間を思うぞんぶん圧倒的な感動体験にしていただきたいと考えているので、全てのアクティビティは宿泊料金に含まれ、無料で、定員がなく、予約も不要です。

さらに、BUB RESORT Yatsugatakeでは、夜の動物を観察するナイトサファリ体験から、山梨県の伝統的工芸品の甲州印伝の製法を体験できるレザー工作など、多角的に地域と自然にも関わっていきます。

高原野菜や甲州ワインとともに、BBQをコース形式で楽しめる森の中のレストランフォレストダイニングはとくにおすすめです。子供たちをクルーが集めてアウトドアキッチンやキャンプファイヤーなどに導きます。大人の体験、子供の体験、それぞれの良い形も追求しています。

最後に

BUB RESORT Yatsugatakeは既存の旅行やホテルの枠組みに囚われず、全クルーで一丸となって活動していきます。ぜひ応援していただけると嬉しいです。何卒よろしくお願いいたします。